フィガロ王立吹奏楽団

フィガロ王立吹奏楽団
なんて素晴らしい音の中にお邪魔できたんだろうって
未だドマの夢に囚われている私です。

長文になりますが、思い出をここに書き残しておきたく
キーボードを弾いてます。

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" 素敵なイラスト (とんずら様) "

※ 以下感想文はセリスの中の人が書いております。
場合によってはイメージを損なう場合がございます。
また触れられる範囲での裏話を含んでおります。
演者の心境とか興味ないです、当日は本当に最高でしたといった方は
閲覧非推奨です。回れ右でお願いします。
中の人にちょっと数ミリでも興味あるかも。。。。という稀な方がいたらこのままお進みください。

以上のことを踏まえた上で、読んでやるよって方だけどうぞ。

※

掲載させていただいたイラストは掲載許可を頂いております。

少しでも楽しんでいただければ嬉しく思います。

*☼*―――――*☼*―――――

そもそも実を言うと私、
初めは日程や諸々諸事情を鑑みて
参加を諦めていたんです。

吹奏楽としては中学3年、高校1年しか吹いていなかったし、
全日本ソロコンテストで銀賞をいただいたものの
それっていったい何年前よw
大学は音大ですが、専攻は声楽。
クラリネットは副科で3年、それもソロでしか吹いてませんでした。

さらに現状、平日は事務仕事。＋ピアノ講師
土曜日は音楽療法士としてセッションをしているもので、
いったいいつ練習できるの？そもそも合奏、土曜日多いのに参加できない。
参加申請出しても皆さんにご迷惑をおかけするだけでは。。。
そう思って自分を納得させて参加を諦めていました。

ですが応募締め切り間際に、応募したところで通るわけない。
応募しないで後悔するよりは応募して後悔しよう。
という謎の、本当に謎の勢いで応募してしまったんです。

FF6は私が幼稚園の頃始めてプレイした作品で、
当時はわけもわからずユミールの甲羅をひたすら攻撃し、
ゲームオーバーになり続け、それでもなぜか（まぐれで）勝ててしまったり、
フィガロの砂漠でスコーピオンに殺されまくったりしながらも
必死でプレイしたはじめてのFFで今でも一番好きな作品です。
特にキャラクターの名前を生まれることのできなかったお姉ちゃんの名前や、
自分の肉親、更にセリスの名前を自分の名前にしていたことから大変思い入れの深い作品でした。
（ちなみに私が大学で声楽科を選んだのもFF6のオペラのアリアをイタリア語で歌いたかったからです（）
アンサンブルでは以前 FFbard さんという楽団で歌わせてもらいました。

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とまあそんなこともあって。
どうしてもFF6を奏でたい気持ちが自分の中で予定にもまさってしまったんです。

結果、こうして吹奏楽の舞台に乗らせていただけることになったわけでした。

覚悟はしていましたが譜面難しい。
私は今も昔も連譜が大っ嫌い（笑）なもので、
干上がりましたw
しかも初回の合奏時、なんか、なんか
初回なのにみんなふけてるんですけどおおおおおおおおおおおお！！！！！
ってなったのを覚えてます。嘘だろ、譜面配られたの前日。。。。。みたなことがよくありました。
やぁ、本当皆さんすごかったです。
特にカイエン！！！！！！！
私途中で気がついたんですが、以前まどまぎのオケを聞きに行った時に
すげえええええええあのクラリネットすげえええええええ
なんていい音なんだ、素晴らしいと惚れ込んだ、まつさんでした。。。w
まさかまさかそんな方の隣で楽器を吹ける日が来ようとは・・・。
毎回の合奏も驚きの連続でした。
危惧していた練習日も、夜の練習が多くあって助かりました。
おかげで仕事後にも参加することができて、なんとかなりました。

そんなこんなである日、仕事帰りで多少遅れていそいそと練習に参加しようとしたその日。
コスプレでの参加できるかたー！みたいなお声が聞こえたんですね。
気づいたら手をあげてましたあああああああ（）
実を言うと私はもう10年以上趣味でコスプレをしており、これまた勢いで手をあげちゃいました。

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FF展にてリルム

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ティナ

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セリス

あとから、あ、これもしかして、いろいろしなきゃいけないやつだ！！！と思い干上がりましたが、
自分に自信はないもののこう言う演じるのとか、実を言うと大好きなんです。。。。w

今回のために衣装もウィッグも作り直しました(^^)✨

でも演奏の面ではブランクも長く正直自信のかけらもなかったです。（だからソロばっか練習してました（ぁ
曲ごとのお話は割と皆さんなさっていたので、ここからは私の話せる範囲での裏話を少々。

ざっくりはキャラクターとしての動きを伺ってはおりましたが、
なかなか着ていない状態で役に入るのも（主に私服で動くの恥ずかしいっっwオペラならいけるんだけどなw）
難しくゲネまでは割とどうしようか迷いに迷ってたんです。
曲の長さによって動きも可能なものと難しいものなどあるので、歩数とかカウントしてたんですが
当日は分かってはいましたがなかなかにテンポも練習通りに運んではくれずw
本番当日のリハでもう、まにあわねえええええと心の中で叫んだりしました。
本番は間に合わせようと一部動きを削ったら少し余ってしまったりして。
ひたすらロックをおもいました（）
バンダナの動きなども考えました。どうしたら客席にわかりやすいか、伝わりやすいかを考えたんですが
いやー難しい。特に蘇る緑ではいかにして自然にバンダナを落とすか悩みました。
結果伝わったようで良かったです。。。

伝わって良かったことといえば、本番の朝、リハーサル中にロックが思いついてくださったんですが、
蘇る緑、演者の中にガウがいなかったんです。でもガウのテーマの時に何か動きを入れたいとのことで、
セリスが落ちる演出をいれたいとのことになりました。

おおおおおおおおおおおおお落ちるううううううううう？（）
↑まままままままままま魔法っ！？（ロック）のイメージでお読みくださいw

私の心中こんな感じでしたっwっっっw
理解はしてましたがどうやって落ちたらいいのっっっw
ガウいないから落とされるに落とされない（？）
まさか舞台から落ちるわけにもいかずwww
果たしてそれってお客さんにつたわるの？🤔
それから本番中も（ヤメロ）
そのことで頭がいっぱいでしたああああああ
（もちろん演技も演奏も頑張った上でw）
楽屋ではうるさいくらい奏者に助言を求めました、、がなかなかいい案は浮かばず。

そんな中ブラックジャックに乗り込み、コインを投げたのですが、
今まで一度も失敗しなかったコインを客席に落とすミスw
セッツァーが手品かのように袖口に隠し持っていた代わりのコインを颯爽と出したので
思わず笑ってしまいました（おい、本番だぞw）

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素敵なイラスト(ホッパー様)

リハーサルでは失敗したセリスのテーマのソロも無事ミスなく吹けて一安心。
本番に強い鋼のメンタルだけは自慢です。。。（でももうちょっと音出しても良かったね私）

本当にセリスのテーマ自分のソロ以外は
カイエンが吹いてくださる素敵な音のオブリガードなんですが、もう素敵すぎて
本番まではいかにしてあの素敵な音を立てる演奏をするかで頭がいっぱいでした。
その頃には尊敬しすぎてまともにお話できないレベルでまつさんのファンだったものでw
休憩時間も楽屋裏でそーっと、聞こえるか聞こえないかの音でまつさんが演奏している音に
勝手に音合わせする始末w
自分の行動が不審者すぎたのは反省してます。でも無事一緒に合わせてもらい、いざ本番。
上記に戻る（笑）

それからはもう時間があっという間でした、
というか曲もあっという間でしたっっっっwwww
練習よりテンポすげええええええええはええええええええええマジか、
みんな全力でアルテマウェポン他、敵を倒しにかかってましたw

蘇る緑の件も妖星乱舞の連譜もうおおおおおこの速さで、
いけるか、いけるか、いくしかねえええええええ（トランス）
なるようになれと思いながら世界は崩壊しました（）

世界が崩壊してからはもう正直に記憶がございませんw
みんなに必死でついて行きました。
あの瞬間舞台上は全員パーティーメンバーでした。
脳内は冷静に（ガウどうしよう（）とこの後に及んで考えてましたw
最終的に緑がよみがえり出してから、よしやるっきゃねええな！！！！となり、
最終的にガウを呼ぶことにしましたw
（あの瞬間客席の中にガウはいたんじゃ、私には見えていた！！！！！！！！）
からの落ちた（精一杯の演技）をしましたwっwww
心の中では（伝われ！！！！！！！！！）と思ってましたw

後日談ですがツイッターで皆さんのつぶやきの中にご理解いただけている方がいらっしゃり
大変嬉しく思いました（泣笑）

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" 素敵なイラスト(ゆいな様) "

最後の見せ場です（）
名実ともに（）
私の中で（）

あの日できる精一杯の演技しました（私の中では）

いや本当にこれ
心臓ばくばくもんですよ
ロックが推しな方は多分たくさんいらっしゃると思うんです。
無論私もその中のひとりです。
夢女子なんだそれ（）って言ってた私ですが、
あの日あの瞬間私はクソがつくほど夢女子でしたああああああああ
でもな、言わせてくれ、、、、
なんも覚えてねえええええええええええええええええええ
人間必死すぎると記憶飛ぶんだよ。。。。。
リハより少し長めの二人の名シーン（自分で言うな）
だったわけです。
本当になんで記憶ないんだろうか、
もったいない（ヤメロ）

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" 素敵なイラスト (トーマ様) "

とまあその後の演奏を少々の放心状態（ちゃんと演奏はした）
で乗り越え、無事に狂信者になり（ぁ

アンコールの演奏のスピードったらはえええええええええええええええええええ（3回目）
いや、まじでどうしたってくらいの戦闘スピードでしたw
みんなガチで、ガチで、ガチd（ry
敵を殲滅しにかかっていた。
いや本当、すごい強かったよ、みんなレベルMAXだったよ
みんなトランス状態で一丸となってほんとすばらしかった、私はいろんな意味で
感動した。

これプロの舞台なら許されねーなって思いながらも、すんげー楽しくて
あの感動を私は忘れない。

本当に満身創痍で迎えたフィナーレ。
私は完全に

油断して

いた！！！！！！！！！！！！！wwwwwwwwwww

これはマジな話で、ともさんもといロックが戻ってきた時、
すごいナチュラルになんでかわかんないけどコンマスを迎えにきたんだと
思ったんすよっwww

wwww

っw

完全に私
終わったあああああああああああ
って余韻に浸っておりましてっっっっっw

ん

ろっくが

私の目の前で

とまった（？）

手を取られて

立ち上がって
3歩目まで理解が追いつかずっっっっっwwww

真剣に挙動不審wwwwwwwww

（今だから話せる話、男装コスをよくしていたせいで？wwwなんとなくロックをエスコートしそうにwなったりっっっw
してしまって（？）3歩歩いてから、やべええええええええええええあかんこれは、女は、3歩下がってついていけええええええええええみたいな脳内でしてwwwww3歩目から覚醒したわけですが（）素で驚いてしまったのを友人は見逃さなかったらしいw）

舞台裏で思いついちゃったって言うロックがまじで
ロックでした。。。。。私からは以上です。。。。。。。。。w

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